はじめまして!
ご覧いただき、ありがとうございます!!
このサイト管理者のazumaxです。55歳/男性/中3の長男/中1の長女/家内の4人家族です。詳しい経歴はプロフィールを見て下さい。
2018-11わたしは脳卒中で倒れました。後遺症が残り身体障害者(以降、身障者)になりました。身体障害者手帳2級2種。利き腕だった右上肢機能全廃です。発症当時、わたしはマッサージ師でした。国家資格のマッサージ師ではなく、本部からスペースを借りてリラクゼーションサービスを提供するセラピストなるモノです。


発症前月のわたしの給与明細です。

このサイトでは、準備も余裕も無く突然襲われた病気や事故で、
【後遺症を持ちながら生きて行く事】
を余儀なくされた人に、僅かな勇気や淡い光になれば幸いと思い立ち上げました。
わたし自身が何度も考えた『あのとき(倒れたとき)死んでたら良かった。そのほうが家族の役(死亡保険金)に立てたのに…。』
そんな思いから自ら命を断ってしまう人…。希望も夢も持てず僅かな蓄えを食い潰して終わりを待とうとする人…。驚愕/混乱/絶望してしまい何して良いか分からない人…。
心配だけど「大丈夫?」としか声をかけられない家族/友人/知人。
医療/福祉関係者、リハビリ関係者、色んな方々に【障活のコツ研究班】を読んで頂けたら幸いです。
特化したいのは
1.退院後の生活資金
2.身障者としての就活
この二点です。
正直、身障者手帳貰った時には『あ~、とうとう身障者かぁ〜。』と落ち込んだし、障害年金おりた時には嬉しい半面『社会的には死んだも同然やなあ~』と感じ、投げ槍諦めモードでした。でも今は違います。『人間年取ればどっかは悪くなる。わたしはたまたま人より老衰が早く来ただけ。おかげで人より10年も早く年金貰える!普通に80歳で転んで後遺症持ちになっても何にもプラスされない。わたしはLUCKYなんだ!!』と思ってます!
この国は良い国だと思います。良い制度も沢山あるし、間もなく総人口の1割に届きそうな障害者の福祉制度が消えたり半減したりは無いと思います。元の身体に戻すことはわたしも諦めてません。が、後遺症を受け入れたうえで、ご家族も含めて前向きに生きてゆける情報をお届けしたいと思っています。
まずは其の1をご一読下さい。
【闘病と就活其の1】
私がいつ頃、どうして障害を背負ったか?あたりから始めます。
2018年11月、発症当時わたしはセラピストでした。お客さんにより好き嫌いはあったと思いますが、腕は悪くなかった?!と自画自賛してます。(過去形がツラい(泣)💦)
2018/11/2-いつも通り23:00頃帰宅。
(看板には閉店23:30になってますが、お客さんも予約も無いと早仕舞してました)
まずトイレへ。洋式に座り(小)。
(立ったまま(小)すると家内に怒られます)
ん?んん〜?!
み、右手が動かん……?それに、こ、これは、痺れてるのか……?
大して忙しくもなく、強揉みやゴツいオッサン揉んだ訳でもないのに…。????オマケに今日は珍しく指名ゼロだったしなぁ……。
ま、いいや。BEER飲む前にちょっと横になろ〜か。(BEER500ml×2+焼酎ロック×1)が晩酌(休肝日無し)
し、しかし……。
む、むむっ???
た、立てない?力が入らない…?
嘘?!何これ?!
まだ呑んでませんけど……?!
どっこも痛くない。(勿論頭も…。実は2年前に頭痛が2週間程続いて同じ病院に診て貰ってた)ハァハァもしてない。寒くも暑くもない。目も見える。

『変なモンに取り憑かれた?!今日のお客さんにそんな人居なかったがなぁ。』
四つん這いでトイレ出て書斎(自称)へ。仰向けで大の字、1分、2分、3分。BEER呑みたい、呑むぞ〜、このくらいなんでもない、万一『調子オカシイ』とでも口走ろうもんなら、家内が「ふん、酒呑み過ぎ!今日はBEER無し!」って言われるに決まってる………。嫌だ、それはイヤだ、しれーと惚けて呑むんだ〜。4分、な、治らん、嘘みたいに動かん…。あかんかな〜?(BEER)。5分、あかん、何事か分からんけど只事じゃなさそーやな。今日はBEERなしや……。
家内に頼んで救急車呼んでもらいました。
救急隊員「喋れますか?名前と生年月日は?」わたし『あ、あうむ、あう、あ、あうま…』喋れない、呂律が回らない…。自分でも可笑しくなる程口が動かない。救急隊員は諦めて家内に確認してました。

救急車→1番近くの総合病院(救急車で5分)へ搬送→バイタルチェックやCT「血圧計振り切れて測れません!」「なら220にしといて!」「脳卒中やろなぁ」
『なんでこんな時間に先生も看護師さんも全員女性?!』
などと感じながらナースステーション内にベッドが運ばれ「お部屋決まるまで待機」と言われました。
『そうだ!店に連絡しておかないと…。』
グループラインに脳梗塞で倒れた事、しばらく出勤できそうも無い旨打ち込む。
「ちょっとココは病院ですよ!!携帯禁止!!」
『いや、店に連絡入れないと…。すみません…。』
この辺りで翌朝5:00。
同僚から続々と〈え?!マジ?〉〈お大事に…〉〈本部には連絡入れときますね〜〉と返信が…。そんな中、〈今日の指名のお客さんに連絡出来ます?〉っていうのが一つ。
『そうだ、13:00から指名60分貰ってた〜。しかも指名2回目〜!!』
(余談ですが、”2回目の指名客”とはセラピストにとって特別な意味を持ちます。1回目の施術がお客さんの合格点を超えたから2回目の指名に繋がるのですが、まだお店では初心者…。何かお客さんの希望に添わない事があれば、他のセラピストに寄ったり、他の店に移る事も十分ありえます。)
『し、しかし眠い…。こ、この睡魔は…?!。何か飲ませやがったなぁ〜?!』※.麻酔は打たれてないと思うので睡眠薬だと思います。
『〇〇さんに連絡お願いします。』
14文字、たったこの14文字が打てず、眠りに落ちたのです。
起きたのは夕方17:00。〇〇さんには、わたしから返信ないのでスタッフの機転で連絡して頂き事無きを得たらしいです。考えてたのは仕事の事。『指名の○○さんは怒らずに帰ってくれたかなぁ?12月から復帰出来たら時給ランク下がらすに済みそうやなぁ〜?』
2018/11/3-入院初日はこんな事考えてました。最優先はマッサージの仕事に1日でも早く戻ること。それ以外の仕事なんて選択肢さえありませんでした〜。